海沿いの橋【海岸幕張(その1)】
ウツギです。
千葉県千葉市の海浜幕張に来ました。海があり、川があり、幅員の広い道路があるこの街はまさに橋のテーマパーク。撮影時の最高気温は33℃。暑すぎて海は干からび、天は割れ、大地が裂けそうな勢いです。
さて、南口から少し歩き、美浜園という日本庭園の横目に歩いて行った先にあるこの橋。美浜園橋です。
4+3=7車線の道路を跨ぐ径間は目算で約25m。短水路のプールくらい。水泳をやっていない人なら「長いね」と、やっている人なら「短いね」といった感想が貰えそうです。
歩道部分の高欄には全国津々浦々の花のタイルが埋め込まれていました。
また、ご覧の通り歩道の幅員は余裕があります。暫く撮影していると、この先にあるスポーツ施設(JFR)利用者が大勢行き来していました。海浜幕張駅からここまで徒歩で約15分。まあまあ遠くないですか?スポーツマンは移動もトレーニングのうち?JFA夢フィールドのクラブハウスです。軒裏や外壁の室内側の面に木が貼られています。よく見ると挽き板は一枚一枚曲がっていますね。見た目よりも施工の手間がかかっていそうです。
ここから南東に進むと、またもや立派な歩道橋。
マリンブルーの橋ですね。色合いが周囲の緑と調和しています。
見上げると、2本のアーチリブが床を支えていて、間にケーブルラックが設置されています。
エレベーターも透明ガラス張り、磨りガラス張り、ステンレス張りのバランスが綺麗です。私だけでしょうか、この美しさを引き立てるための虹のエフェクトまで見えてきます。
階段を上がっても、あら素敵。左右の透明な高欄から道路を見下ろすことができます。背景の建物の並びも綺麗です。これぞ幕張、美浜の景色です。
さらに南東へ進むと、おお、見えてきました、美浜大橋です。
美しい。。。
橋は2本並行に渡っており、それぞれ3車線ずつで左右対称になっています。橋の間に差し込む日差しが水面に真っ直ぐ走っています。
階段を登り、橋を渡る途中、少し突き出た場所にベンチがありました。全長約200mの橋ですから、オリンピック選手でない限りは休憩を挟まないと道中行き倒れかねないです。ベンチが傾いているのは、波をイメージしているか、あるいは海風の気持ちよさに少し前のめりになった休憩する人の重さで少しずつ傾いてしまったかのどちらかでしょう。
ベンチの足元には方角が書いています。名探偵のあなたなら、方角と影の向きから撮影時間を特定できます。
橋名板の上に2匹の鳥が飛んでいますね。(嘘です、ご覧の通り、棒の上に設置されているだけです。細い支え棒ですが、しっかり防錆処理がされているのでしょう。)
橋を渡り切ると左手に製氷皿のようなファサードの工場を発見。冬場はゴジラ用の氷を作るのでしょうか。
地下通路を通って道路を渡り、右手に製氷皿を煽りながら歩いていると、隙間から工場の本体が見えてきます。
おお、いいですねえ。新しい配管と錆びついた配管のコントラスト。萌えです。特に丸をつけたところ。。。
互生の草が定着できる場所を見つけて、力強く生えています。君たちはどこに居ても輝いているよ。
その2に続きます。