海沿いの橋【海岸幕張(その2)】
前回に引き続き、海岸幕張の橋の魅力をお伝えします。この街には橋が多すぎる。。。
花見川にかかる磯辺橋です。ベイタウンらしいマンションの並びが良いですね。
主桁が密で丈夫な作りです。
上を見上げるとありますね、チェーン。
落橋防止装置ですね。これが間近で見れるのは海岸幕張とブルースリーの映画だけです。
以下、土木関連の千葉市の涙ぐましい取り組みがわかる資料ですので、ぜひご覧あれ。橋梁については1ページ目右下に記載があります。
https://www.city.chiba.jp/kensetsu/doro/keikaku/documents/chibasinodouro2_1.pdf
磯辺橋に沿うように水管橋があります。
全てが三角形で出来ていますね。トラス補剛形式といいます。タワーマンションとクロマツと水管橋のここでしか見られないトリオ。良いですねえ。
磯辺橋の方にこの水管橋の橋名板がありました。オウシュウヨモギが橋名板を守っています。こんなとこにも生えている君は偉いね。
橋の上です。これは嘘なんですけど、このように歩道と車道の間の石にびっしりと緑がたくさん生えるから「緑」に似た「縁」という字が使われて、「縁石」と呼ばれるようになったのです。
高欄の途中に波や風をイメージしたであろう鋳物パネルがありました。ワンポイントお洒落は橋梁の嗜みですね。
左側の阿形像はヘラオオバコ、右側の吽形像はエネコログサが、橋名板を守っております。ひらがななので、こっちが橋の終点ですね。(千葉県庁は反対側にあるのです。)
しばらく北西へ進むと、マンション(ミラリオ4番館と5番館)同士を結ぶ橋を発見。なんだこれ。中間階の点検ついでに隣の棟までみるための橋でしょうか。むむむ、分からない。。。
下から見ると、設備のダクトが隠されておりました。何か重要な役割の橋のはず。。真相は闇の中。。。誰か教えてください。。。
マンションに挟まれた公園(打瀬第6公園)はとても穏やかでした。円形花壇のオリーブの木々もニコニコしています。
すぐ隣のマンション(パティオス19番街)のエントランスホールにはサルスベリの花がキラキラと咲いておりました。とても華やか。住んでみたい。
疲れるとこういうのが目に入りやすくなるのですね。15分70円、、、安い、、、これは買い、、、と思ってスマホで設定をしてみて早30分。。。払い方がわからず断念。機械音痴極まれり。歩けと幕張の神様が囁いています。
日本一有名な小学校を横目に黙々と北西に進みます。じっくり見たかったのですが、歩くのが楽しくて立ち止まっている場合ではなかったのです。
街が綺麗。通りの名前もオシャレ。ここは日本ではない。
淡いアジサイを見つけてしまいました。隣の赤い花はモンテンジクアオイです。
葉焼け(水枯れかも?)の色合い。。。良い。。。
公園(打瀬2丁目公園)は、イブキの木々が北に向かって伸びていました。
反対側を見ても、木の頭頂部が北に向かって伸びています。受光面積を広くとるために傾いているのですね(あるいは日が当たりやすいような剪定をしているとも考えられます)。
さらに歩くと、、、
おお、これは。。。
。。。これは橋の赤ちゃんですねえ。これも大嘘なんですけど、ここからぐんぐん成長していって、反対側の構造物までたどり着いて、ようやく一人前の「橋梁」になるんですよ。
その3に続きます。